イタリアの世界遺産を訪れよう!ジェノヴァの絢爛な宮殿へ

三名家に受け継がれた宮殿は王宮に

イタリアには数多くの世界遺産がありますが、ジェノヴァにある多様性とともに異なるスケールを持つ絢爛な宮殿、パラッツォ・レアーレもおすすめです。ガリバルディ通りより港に近い地区、バルビ通りにたつ王宮はとても美しいです。陽光が降り注ぐテラスからは、モザイクの舗道と噴水、そして港を眼下に一望できます。市松模様の大理石を踏みしめて、南欧の開放的な宮廷の雰囲気を味わうことができますよ。街の西に離れた巨大宮殿は、ガリバルディ通りとは明らかに趣が異なるものです。

奇妙なことに、1643年から1650年にかけて完成したこのパラッツォが王宮であった期間は、100年に満たないのです。三名家に受け継がれてきた宮殿は、最後の者に引き継がれたときはじめて王宮となりました。バラ色の建物と白亜の窓枠やテラスとのコントラストが印象的で、テラスは左右の翼をつないでいます。

王宮として申し分のないジェノヴァ貴族のパラッツォ

宮殿内の装飾の大半は、寡頭共和制で権勢をふるった2番目に引き継いだ名家が施したもので、17世紀末のバロックから18世紀のロココ様式の豪華な空間に圧倒されるでしょう。中でもヴェルサイユ宮殿の鏡の間に影響を受けた、ボールルームのパースペクティヴ感には、驚かされますよ。また、最後に引き継いだ名家は、後にイタリア独立、統一も果たした名門です。王や王女にふさわしい居住空間としての内装は調えたものの、ほぼ居抜きで王宮にできたという事実は、ジェノヴァの商業貴族の栄華の一端を物語っています。

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